[Songs] J.Geils Band | Real Thing


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Southside Shuffle / J. Geils Band

Bloodshot
Bloodshot/ J. Geils Band(1973)

ピーター・ウルフの「Do You Wanna Dance? 」・・・「踊りたくないかい!?」という掛け声から始まるナンバー「Southside Shuffle」
アルバム「Bloodshot」の中の1曲です。

彼らこそ踊れるロックの元祖です(笑)
カモン・ベイベー!」というベタベタな詞を唄わせたら、ピーター・ウルフが誰よりカッコイイと思ってます、私(爆)
カモン・ベイベー!なんて、何度も安売りしたらそらアホやろ? と思うんですがピーター・ウルフのカモン・ベイベーなら何度でもOK(笑)
R&B寄りの黒っぽいロック・バンドのなかで、アメリカのA・A・PなバンドといえばJガイルズでしょう。

歌声に対する生理的好みというのは人それぞれ違うと思うんですが、私、ピーター・ウルフの声はホント理由無く好きなんですよね〜 シビれます。

それに対して苦手な声質のヴォーカリストっていうのも居て、ラッシュのゲディ・リーさんとかZep時代のプラントさんとかボブ・ディランさんとかが何か苦手。曲はイイと思うのに、何故生理的に駄目なのか不思議。
これは声質の傾向だけの問題じゃないんでしょう。
Great Whiteのジャック・ラッセル 彼は非常にプラントさんに似ておられますが、彼の歌は好きなんですよね〜

Jガイルズはヒットが80年代に入ってからだったので、80年代のイメージが強かったのですが、実はとてもキャリアの長いバンドです。
実は“伝説の”ウッドストックに出演しないかと誘われていたらしいです。
当時、R&Bバンドはフォーマルな格好で演奏するのを自分達の矜持としていたので、「3日間も泥まみれになるのは嫌だ」と断ってしまったそうな。
何てカッコイイ断り方!と思う反面、出ていたらもっと早くワールドワイドなバンドになっていたかもしれないのに ともちょっと思う。
まあ、どこかB級っぽいところが彼らの魅力でもあるのですが。

もし、もし、タイムマシンがあって「実在した全てのバンドの中で、過去のライブを1本だけ見せてやろう」と神様が言ってくれたとしたら、私は迷わずJガイルズを観たいと答えるでせう(できればアメリカでの・笑)

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Centerfold / J.Geils Band 

Jgeils


人形みたいな彼女, 歩くのかな。
口をきくのかな。
完成品なのかな。
ボクのクラスの天使を自分の席からうっとり眺めてた。
あのコは雪のかけらのように純粋で誰からも汚されることない
ボクの天使を思い出すのは辛いことではなかった。

年月が経ちボクはあるHな雑誌をペラペラめくっている。
そして見つけた 
あのクラスの天使が中央見開きに載っている。
血の気が引いた。 
想い出は裏切られた。
ボクの天使は雑誌の見開きで脱いでいる。
天使が雑誌の見開きで脱いでいる。

彼女,学校の机の下でボクにメモをそっと渡してきた。
ボクがあのコの服のことを考えていたときのこと。
ボクは恥ずかしくて横を向いた。
あのコと目が合う前に。
ボクは足がガタガタ震えていた 
あのコが青い目を光らせるときはいつも。
何かにボクは捕らえられた 
天使が近くを通る時。
あの柔らかいふわふわセーター 
魔法みたいで触ることはできない。

そんな彼女のネグリジェ姿を見るなんてこりゃもう我慢できない。
血の気が引いた。 
想い出は裏切られた。
ボクの天使は雑誌の見開きで脱いでいる。
天使が雑誌の見開きで脱いでいる。
聞いてくれ。
OK いいだろう。 
わかってる。

この世はピーターパンのネバーランドじゃないんだ。
願わくばこの号がなくなったら
服を着ている状態の君に会うってことだ。
君の車に乗って
二人はドライブする。
モーテルに行って密かに服を脱ぐんだ。
ボクの人格はもうズタズタ。
想い出のページは剥がされた。
だめだ 拒むことはできない。
そう この雑誌買うしかないだろ。

血の気が引いた。 
想い出は裏切られた。
ボクの天使は雑誌の見開きで脱いでいる。
天使が雑誌の見開きで脱いでいる。
Nah nah nah nah nah nah
Nah nah nah nah nah nah nah nah..

Freeze Frame
Freeze Frame
The J. Geils Band


邦題「堕ちた天使」です。
当時のヒットチャートの中ではひときわハードな印象で、非常に斬新だった一曲。
その記憶を元に、後になってJガイルズを遡って聴くようになり、この曲以上にワイルドな曲の数々にノックアウトされました。
メンバーは ジェローム・ガイルズ(ギター) マジック・ディック(ブルース・ハープ) ダニー・クライン(ベース)  ピーター・ウルフ(ヴォーカル) スティーブン・ジョー・ブラッド(ドラムス) セス・ジャストマン(キーボード)6人  編成のブルース・ロック・バンドです。
マジック・ディックのブルース・ハープは「フルハウス」などのライブアルバムでは特にもの凄い迫力。   
ホントに人が吹いているの!?と思うほど。神業的です。ああ 生で観たかったあ〜〜〜!!

この歌詞は改めて読むと ちょっとドキッとしますね〜 初恋の想い出も、現実はどこか猥雑で哀しい。

「この世はピーターパンのネバーランドじゃないんだ・・・」
残念ながらこのアルバムリリース後にピーター・ウルフが脱退してしまい、バンドとしては輝きを失ってしまいました。
私のJガイルズの聴き方というのは非常に乱暴で、ラジオからの「堕ちた天使」に始まり、年上の友人から「これやる」と無造作に貰った何本もの古びたカセットテープ。これだけです。
音も大して良くない安物テープを、学生時代の通学時 車の中でヘビーローテーション。すぐヘタるの当然だね。いまはもうさすがに CDで聴いてますが。
でもロックなんてそんな風な出会いでもいいのかも。それでも心に残るものは残っていくし、大人になってから無性に聴きたくなったりする曲ってあるのですよね。
JUGEMテーマ:ROCK



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