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NYC MAN The Ultimate Collection 1967-2003 / LOU REED

空はうっすらと光を帯びていて、もうそろそろ雨も上がるのかと思って窓から外に目をやってもまだ雨は降り続いていて。
そんな日に聴きたくなるのがLOU REEDだったりします。
空が本当に重苦しく暗かったり、どしゃぶりだったりするときよりも、だらだらしとしと降る雨の日にイイです。
暗く重い雨雲の日に聴くと、音に追い討ちを掛けられますから(笑)

NYCマン ヒストリー・オブ・ルー・リード 1967-2003
NYCマン ヒストリー・オブ・ルー・リード 1967-2003


今日聴いていたLOU REEDのアルバムはベスト盤2枚組のこれ。
彼のアルバムはヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代のものを含めるとっっっても多いので、初めてベスト盤ってやつをありがたく感じました。(GUNSなんかベスト盤無くていいし。オリジナルアルバム3〜4枚ぽっちなんか全部聴けよって感じ)
で、LOUのベスト盤というのもまた数多くあるんですが、コレが出色なのは本人が編纂しプロデュースにも関わっているということだと思います。
オリジナル・ライナー・ノーツでは本人の作品解説があり、こちらもレア。
とはいえ、この「解説」、インタビューのような独白のような代物で、しかも「SWEET JANE」や「BERLIN」「CAROLINE SAYS II」のような超有名曲にはひとことも無し(爆)「別にもう話すことなんか無いだろ」という感じです。
「WALK ON THE WILD SIDE」については辛うじてコメントがありますが

「ワイルドサイド〜」は「トランスフォーマー」に収録のその他12曲の1曲に過ぎない。私は他の曲以上にこれに思い入れを持ってはいなかった。というより私が本当に気に入っていたのは「ハンギン・ラウンド」だったんだ。これだから誰も私に耳を貸してはくれないわけだ・・・

こんなんですから、もう彼らしくて笑いそうになります(笑)
「PERFECT DAY」についても

人の耳に入ってさえいれば認めてもらえたはずなのに、という曲が私には多い。映画「トレインホッティング」のお陰か、世間は再びこの曲に気付き・・・・・(中略)・・・非常にきれいな曲を書いていたことを突如として悟った。

世間は悟った」
・・・って、何て王様的言葉なんでしょう!
うーん、だからこのヒト好き(笑)

売れた作品にこだわらず、アルバムの作風も躊躇無く変えていってしまうLOUですが、こうして36年間(!)の作品をベスト盤にされたものを聴くと、やはりLOU REEDはLOU REEDなんだよなと納得させられてしまいます。
というか、このベストを聴いて気付いたのは、昔も今も色褪せない「毒気」。
通常であればキャリアの長いミュージシャンに形容される言葉たち・・・「大人になった」とか「丸くなった」とか「円熟味を増した」とか・・・そういった一切は彼には無縁なんだなあと。
この人って外見的にはそれほどハンサムとも思えないのですが、この毒気を孕むまっすぐな立ち姿は何歳になろうとも(いま64歳。ミック・ジャガーより年上ですねー)とにかくカッコイイ!

最初の作品から現在に至るまで「異端児」でありつづける気難しいアーティスト。きっと今後、こんなひとはもうロック・シーンには現れないんだろうなあ。

「ヘロイン」なんてタイトルを付けたり、「ワイルドサイド〜」のようなアングラな世界を描き出したり、そういった過激な作品は特に日本では絶対に発表を許されないようですからね。それはアーティスト本人だけの問題ではなくて。

でも「人の耳に入ってさえいれば」という曲は、実は気付かれないところにいっぱいあるのかもしれません。
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